運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
51件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1999-12-13 第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第8号

○政務次官(林芳正君) せっかく委員からお尋ねがあるということでしたので、ちょっと古い証文でございますが、シャウプ使節団日本税制報告書昭和二十年代でございますが、これは入れたときの話でございますが、「むしろこのような附加税がなければ、個人たる株主に所得税があるため経済的理由から望ましい範囲を超えて法人内部に留保を増加しようとする積極的刺激」、これは多分インセンティブというような原語だったと思いますけれども

林芳正

1997-06-06 第140回国会 参議院 本会議 第32号

この間には、終戦直後の目まぐるしい租税制度変更とその後の税体系に影響を与えたシャウプ使節団との出会いを経験されました。そして、高度成長期に入るや、著しい物価上昇の中で経済企画庁調整局物価政策課長としてその安定に尽力されました。その後も大蔵省主計局主計官、同総務課長大臣官房文書課長、同審議官と激務をこなしてこられました。  

松浦孝治

1995-01-25 第132回国会 参議院 本会議 第3号

昭和二十四年に出されたシャウプ使節団による日本税制報告書の「職務分掌」という項目には、「市町村の適当に遂行できる事務都道府県または国に与えられないという意味で、市町村には第一の優先権が与えられるであろう。第二には都道府県優先権が与えられ、中央政府地方指揮下では有効に処理できない事務だけを引受けることになるであろう。」と書いてあります。

星川保松

1988-03-01 第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号

水野政府委員 確かにシャウプ勧告のころは、シャウプ使節団勧告の中でややそういう趣旨の提言が述べられておるところでございますが、その当時の我が国の経済実態ということから申しますと、まだ戦後直後でございまして、経済活動もそれほど活発でない、やはり税の中心所得税、しかも事業所得者所得税というものが相当税の中枢をなしておった、法人税の方はそれほど大きなウエートを持っておらなかったというときでございますので

水野勝

1985-02-26 第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号

まさに重要なときでありますが、シャウプ使節団などの御活動の経過なども、記録を読んでおりますと、非常に有能な方々が誠実に懸命に努力をして各界と接触し、地方を懸命に走り回り、そうして学問的にもやはり筋の通ったさまざまの努力をなさったというふうに聞いております。当時はGHQの権力であります。

伊藤茂

1984-06-20 第101回国会 衆議院 外務委員会 第16号

そこで私は思うのですけれども、日本は、戦後、財政を立て直すためにシャウプ使節団を受け入れ、シャウプ勧告を受け入れ、彼の名前によって日本経済基礎的な税制については立て直したいきさつがあります。また、日本変動相場制の前の固定相場制を為替の上で設定した際、非常に乱暴な交渉ではございましたけれども、これを一本化するときには並み並みならぬ努力があったと聞いております。

渡部一郎

1980-04-01 第91回国会 参議院 大蔵委員会 第10号

しかし、大臣、このいまの税理士制度は、申すまでもなくシャウプ勧告基礎になって出ておるんでして、あの当時の日本税務行政の状態、ことにあの時分はまだ税務代理士と言っておったかと思うのですが、税務代理士というものをどのようにシャウプ使節団が認識したかというと、「納税者代理としての税専門家というよりも、むしろ上手な取引者ができあがっている。

塚田十一郎

1977-10-15 第82回国会 衆議院 予算委員会 第6号

そうした中で昭和二十四年、二十五年、いままでの管理的な地方制度に対しまして民主主義自治、こういう形において問題が投げかけられて大変混迷した中でシャウプ使節団がやってまいりまして、昭和二十四年、二十五年いわゆるシャウプ勧告が出された。と同時にそれを受けまして、昭和二十六年だったと思いますが、神戸正雄教授中心とする行政調査会が発足いたしまして、十二月にいわゆる答申がなされておる。

佐野憲治

1977-04-26 第80回国会 参議院 地方行政委員会 第11号

政府委員首藤堯君) お説のとおりでございまして、根っこは二十五年のシャウプ使節団勧告、これに基づきまして、その後地方行政調査委員会議等のこれに基づきますいろいろな建議等もございましたが、このようなものを根っこに置きながら、地方行財政制度改正が逐次行われていった、その結果現在のような体系に相なっておる、こういうことでございます。

首藤堯

1975-04-22 第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号

それから第三番目の徴税技術の点から申しますと、これはまさに昭和二十三年、二十四年に設けました酒消費税についてシャウプ使節団から勧告されましてすぐ廃止をしました大きな理由になったわけですけれども、酒に対する税金といいますものは、何といいましても国で取っております酒税が大部分でございますから、その酒税を取りましたほかに、各地方公共団体でまたそれぞれの徴税コストをかけて、しかも数多く、現在大体十四、五万ぐらいございますお

中橋敬次郎

1975-03-15 第75回国会 参議院 予算委員会公聴会 第2号

つまりシャウプ使節団考え方では、この所得税最高税率余り高くしてもこれは税が逃げるわけであって捕捉率が非常に低くなるので、余り高くすることは好ましくないという考え方を持っていたわけでありますしそのかわりに、その分については富裕税で網をかけようということで、この勧告におきましては課税最低限を二百万円として、税率を〇・五%から始まって三%という、四段階の税率を採用していたわけであります。

和田八束

1970-05-13 第63回国会 衆議院 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号

すなわち、シャウプ使節団日本税制報告書ではこういうことをいっておる。「公益法人に対する非課税の取扱いは、特にその設立後における活動に関し、なんら監督が行われていないから、速やかに調査検討を要することは現地調査の結果明らかとなっている。事実、現行法のもとでは、大蔵省はかかる免税を附与することに対する監督権をなんら有しないし、またかかる法人活動を事後審査するいかなる権限をも有しない。

春日一幸

1970-03-04 第63回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

国民だけであった、こういうことで、そこに人間への、国民への直接投資ということをシャウプ使節団は強調したわけでございますけれども、いまから一九七〇年代はまさに労働力不足時代でありまして、日本最大資源としての国民というもの、国民日本最大資源だという認識をもう一ぺんシャウプ勧告とともに考え直してみる必要があるのではないか。そうしますと、人間への支出はこれは投資だ。

井手文雄

1965-03-09 第48回国会 衆議院 地方行政委員会 第14号

最後に申し上げますが、シャウプ使節団は、あの際に、われわれは明らかに必要のある場合を除き、将来地方団体中央政府のために働くことをやめるように提案する、現在の習慣、補助金制度は国と地方の責任を混乱させる傾きがあり、不必要にも地方当局をこまかい統制下に置くものだ、こう言っておる。現実がそのとおりじゃないですか。

華山親義

1962-10-10 第41回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号

渡辺勘吉君 二十四年ですか、シャウプ使節団日本税制報告書で述べているのでありますが、それによりますと、天災は予知できない。しかも、緊急で巨額の費用が必要なので、中央政府だけが満足に処理できるという理由から、災害復旧事業費の全額を国庫負担にすることを二十四年に勧告しております。この点は明らかに、今筋は変っておらない情勢におかれておるわけであります。  

渡辺勘吉